二十四節気について

二十四節気とは、太陽の通り道である黄道をもとに一年を24分割した時期のことを言います。

【二十四節】
立春/雨水/啓蟄/春分/清明/穀雨/立夏/小満/芒種/夏至/小暑/大暑/立秋/処暑/白露/秋分/寒露/霜降/立冬/小雪/大雪/冬至/小寒/大寒

春分や夏至、秋分、冬至などは、馴染み深いと感じられる方も多いのではないでしょうか。

この「春分・夏至・秋分・冬至」は二十四節気をちょうど4分割した日にあたり、春夏秋冬の移り変わりを告げる目安にもなっています。

穀雨(こくう)とは

二十四節気のひとつで、清明の次の「穀雨(こくう)」は、春の5番目にあたる節気です。
穀雨とは、穀物の成長を助ける雨のことを意味します。

およそ、4月20日頃から5月4日頃までの時期、次の節気である「立夏(りっか)」までの約15日間のこと。穀雨を迎えると気温がぐんぐん上昇し、寒さがなくなっていき、雨の降る日が増えていきます。

春の最後の節気であるため、この時期をすぎると季節は夏に移っていきます。

2021年の穀雨はいつ?

2021年の穀雨は、4月20日と定められています。2022年も同じ4月20日となっています。

この日付は地球の運行状況を観測したうえで、国立天文台が前年の2月1日に正式に発表しています。

穀雨の由来について

あらゆる穀物を潤し、育てる恵みの雨という意味の「百穀春雨(ひゃくこくはるさめ)」が由来だといわれています。

穀物を育てるには絶好の気候で、穀物が健やかに生育するために必要な、まさに恵みの雨なのです。昔から、農作業の目安とされていて、穀雨のあたりまでに種まきを終えるようにしているんですよ。

中国で愛される「穀雨花」

中国でこの時期に咲く牡丹は、穀雨の頃に咲くため、穀雨花とも呼ばれています。

また、「花中乃王(花の王様)」や、「国色天香(美女・牡丹の花)」と呼ばれ、最も敬愛されている花なんですよ。

そのため、中国の逸話、陶磁器や絵画など様々な美術品にも多く登場する花です。

穀雨の時期に気をつけたい体調のこと

気温が高くなり、湿度も高いため毎年この時期から食中毒が発生しやすくなります。新生活が始まることもあり、胃腸を壊しやすい時期になります。

この時期に降る雨は「春の長雨」とも言われ、しとしとと長く雨が降る日が多く、湿気や雨による冷えでも体調を崩しやすくなります。

湿度が高いと水分の代謝と、消化吸収がうまくできなくなります。胃腸に優しく、水分の排出を助けるような食事を心がけ、身体を冷やさないようにしましょう。

雑節の行事「八十八夜」

「夏も近づく八十八夜」というフレーズは、みなさん一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

穀雨の終わりである5月初め頃あたり、毎年5月2日頃が八十八夜です。立春から数えて、八十八夜の頃をいうことからこう呼ばれます。

農家では、稲の種まきや茶摘みが始まる時期。ちょうど関西あたりが茶摘みの時期に入ります。

この八十八夜は日本にだけある節気で、雑節と呼ばれます。雑節とは、二十四節気と同じく季節の移り変わりの目安になるもの。日本の生活文化から生まれ、日本の気候風土、農作業と照らし合わせた季節の目安のことです。

この八十八夜に摘んだお茶を飲むと長生きする、と昔から言われています。

新茶の美容効能

新茶にはたくさんの美容効果があります。抗酸化作用のある「カテキン」日本茶の旨味成分でリラックス効果のある「テアニン」コラーゲン生成に関わる成分の「ビタミンC」など、美容に効果のある成分が豊富に含まれています。

また、カテキンは食中毒菌のほとんどを殺菌する作用があるといわれているため、この時期からの食事のお供にはぴったりですね。

穀雨の時期にオススメの食べ物

旬のものを食べると、自ずとその時期にあった効果、効能が得られるものです。

4月の終わり、穀雨にぴったりの美容効果のある食べ物をご紹介していきます。

アスパラガス

アスパラガスの旬は、春から初夏。エリアによっては秋まで収穫可能で、長く旬を楽しめます。緑黄色野菜に分類され、栄養が豊富な野菜です。

抗酸化作用のある成分がたくさん入っており、β-カロテン、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンB1、ビタミンB2、葉酸、ルチンなど女性には嬉しい成分ばかり。

とくにβ-カロテンは、体内で必要に応じてビタミンAに変換されます。ビタミンAは皮膚・粘膜などの働きを正常化する作用があり、不足すると肌荒れや風邪をひきやすくなるため、女性としては是非摂っておきたい成分のひとつです。

また、グリーンアスパラに含まれる「アスパラギン」は体内でアスパラギン酸に変換されます。疲れをとり、スタミナをつける効果もありますよ。

美味しいアスパラの選び方
・緑色が濃い
・穂先がしおれずにピンとして、きゅっと締まっている
・茎が太すぎない
・切り口の断面がみずみずしい

ごぼう

中国から伝わり、古くから「薬草」として親しまれている根菜のひとつ。食事として食べることはもちろん、ごぼう茶なども人気で、若返り効果もあるとされています。

ごぼうの旬は年に2回あり、11月~2月と、新ごぼうが採れる4月~5月。穀雨の時期は新ごぼうの旬にあたります。

新ごぼうは香りがよく、アクも少ないのが特徴です。

ごぼうは、食物繊維が豊富で、活性酸素の働きを抑えるポリフェノールで美肌効果があります。また、ミネラル成分も豊富で、とくにカリウムが摂取できます。カリウムは利尿作用が高く、この時期のむくみ予防にも効果的ですよ。

また、アミノ酸含有量も高く、その中でもアルギニンはお肌のハリなどの美容効果疲労回復などが期待できます。

美味しいごぼうの選び方
・土つき
・太すぎず細すぎない(10円玉くらいの太さ)
・切り口に空洞がない
・ひげ根が少ない

よもぎ

よもぎの旬は春。ハーブの女王とも呼ばれ、道端で自生しているのを見かけるような馴染み深い薬草のひとつです。よもぎが古くから医療に用いられてきたことは有名ですよね。

食べたり、お茶にして飲んだり、お風呂に浮かべたり、様々な方法で楽しまれています。

よもぎの効果効能としては、フラボノイドなどによる抗酸化作用、シオネールなどによるダイエット効果やホルモンバランス調整効果リラックス効果、クロロフィルによる抗炎症効果などなど。ハーブの女王と呼ばれるだけあり、たくさんの美容効果が期待できます。

よもぎの見分け方
・茎と葉の裏に白っぽくうぶ毛がある
・葉は優しく丸いギザギザ
・春先の新芽が美味しい

まとめ

今回は、「穀雨(こくう)」についてでした。いかがでしたか?

緑がぐんぐんと成長する、春から夏への移り変わりの時期。気温や湿度の高さ、雨による冷えなど、体調不良の原因がたくさんあることが分かりましたね。

旬の食べ物でデトックスや疲労回復効果を得つつ、来る夏に備えて身体を整えていきましょう。

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