二十四節気について

二十四節気とは、太陽の通り道である黄道をもとに一年を24分割した時期のことを言います。

【二十四節】
立春/雨水/啓蟄/春分/清明/穀雨/立夏/小満/芒種/夏至/小暑/大暑/立秋/処暑/白露/秋分/寒露/霜降/立冬/小雪/大雪/冬至/小寒/大寒

春分や夏至、秋分、冬至などは、馴染み深いと感じられる方も多いのではないでしょうか。

この「春分・夏至・秋分・冬至」は二十四節気をちょうど4分割した日にあたり、春夏秋冬の移り変わりを告げる目安にもなっています。

白露(はくろ)とは

「霧が降り、白く輝いて見える」という意味をもつ「白露(はくろ)」。
およそ9月6日~9月21日頃の時期で、次の節気である「秋分」までの約15日間のことを指します。

「白露」は、夜の冷え込みによって草花や木に朝露が降り注ぎ白くキラキラと輝く様子が表されている通り、朝晩はぐんと気温が下がる時期。

白露を境に、一気に秋の気配が深まります。

2021年の白露はいつ?

2021年の白露の日は、9月7日
9月7日~9月22日までが白露の期間です。

ちょうどこの時期は、秋の彼岸入りとも重なる時期。
昔から「暑さ寒さも彼岸まで」と言い伝えられているように、日中の暑さもだんだんと和らいでいきます。

白露の行事「中秋の名月(十五夜)」

旧暦の8月15日に見える月を表す中秋の名月(十五夜)。
2021年の中秋の名月は9月21日で、白露の末項の時期にあたります。

中秋の名月(十五夜)の日には、お団子を食べながらお月見を楽しむ方も多いと思いますが、実はお月見の歴史は古く、平安時代から続いていると言われています。
当時は貴族だけの習慣で、広い庭の池に映る美しい月影を眺めながら十五夜の宴を楽しんだそうですよ。

また、この時期は里芋の収穫時期とも重なることから中秋の名月は「芋名月」とも呼ばれ、お団子と一緒に里芋をお供えする地域も多いようです。

比較的雨の日が少なく、満月を眺められる確率の高い十五夜。
今年も美しい名月を見られる日が楽しみですね。

白露の時期にオススメの食べ物

秋らしさが増す白露の時期は、秋の味覚を存分に味わうことのできる「食欲の秋」を迎える季節でもあります。
ここからは、この時期に味わいたい食べ物と、それらに含まれる栄養素や美容効果についてご紹介します。

秋刀魚(さんま)

秋の味覚を代表する秋刀魚(さんま)。
9月~10月に旬を迎え、ちょうど白露の時期には脂がたっぷりのったふっくらとしたさんまが出回ります。

さんまのもたらす美と健康への効果
​さんまに多く含まれるビタミンAは、皮膚や粘膜を丈夫に保つ効果があり、美肌には欠かせない栄養素のひとつ。
また、肌のターンオーバーを整えるビタミンB2や血流を促すビタミンEも豊富に含まれ、アンチエイジング効果も期待できます。

「脂ののったさんまは太ってしまいそう…」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、実はさんまに含まれるビタミンB2は、糖質や脂質の代謝を促す効果も。
脂肪の蓄積を防いでくれるので、ダイエット中でも安心して味わえますよ。

もちろん食べすぎには注意が必要ですが、美容にも健康にも嬉しい効果をもたらしてくれるさんまは、ぜひ旬のこの時期に何度でも味わいたいですね!

ぶどう

秋には様々な果物が旬を迎えますが、美肌や美容にはぶどうがオススメです。
ぶどうは一粒にぎっしりと美容効果が含まれている「美容フルーツ」として、女性たちからも注目を集めています。

ぶどうのもたらす美と健康への効果
​ぶどうには、ビタミンAをはじめ、B1、B2、B6、C、Eなど、美肌には欠かせない様々な種類のビタミン類が豊富に含まれています。
また、普段の生活では不足しがちなカリウムやマグネシウム、亜鉛といったミネラル分や、強い抗酸化作用のあるポリフェノール成分も多く含まれています。
特にポリフェノールは、シミやシワの生成を抑制する作用もあり、若返り効果も期待できる成分。

さらに甘さの元となるブドウ糖やリンゴ酸は、疲労回復にも効果的です。
特にリンゴ酸は整腸作用もあり、老廃物の排出も促してくれますよ。

夏の紫外線による日焼けが気になる方にも、この時期のぶどうはオススメの食材です。

里芋

秋口から冬にかけて旬を迎える里芋。
十五夜のお供え物としても知られ、まさにこの時期にピッタリの食材です。

じゃがいもやさつまいもなどの他の芋類と違い、里芋はヌルっとした粘り気が特徴的ですよね。
この粘り気の正体は、炭水化物とタンパク質の複合体であるガラクタンという成分によるもの。
あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、このガラクタンには様々な優れた効能があるのです。

里芋のもたらす美と健康への効果
ガラクタンには、コレステロールや血圧を下げる作用があり、脳梗塞や動脈硬化、高血圧の予防にも効果的。
また、ガラクタンは炭水化物とタンパク質の複合体でありながらも、たくさん摂取しても脂肪にならないという特徴があり、ダイエット食材としても最適
満腹感を得られながらもいくら食べても脂肪として蓄積されることがないという嬉しい特徴があります。

さらに里芋は食物繊維も豊富で、胃腸を整え、便秘を改善する効果も。
体質の改善にも役立ち、太りづらい身体づくりを助けてくれますよ。

白露の時期にピッタリの植物

次に、白露の時期に咲く植物が美と健康・メンタル面にもたらす効能についてご紹介します。

桔梗(ききょう)

秋の七草(ハギ・オバナ・ナデシコ・キキョウ・フジバカマ・クズ・オミナエシ)のひとつとしても知られる桔梗(ききょう)。
少し淡い紫の色合いが、夏から秋への移り変わりを感じさせてくれます。

ききょうの効能
​ききょうは漢方としても使われる植物のひとつ。
のどの痛みや炎症を抑える効果があり、古くから風邪薬の配合生薬として重宝されてきました。
また、ききょうの根にはイヌリンという水溶性食物繊維が豊富に含まれ、優れた整腸作用があり老廃物の排出を促してくれます。
腸内環境を整えることで美肌にも繋がり、健康にも美容にも嬉しい効果を発揮してくれますよ。

金木犀(きんもくせい)

金木犀(きんもくせい)の甘い香りがただよってくると「秋が来たな~」と感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実はこのきんもくせいの香りにも、様々な効能があるのです。

きんもくせいの効能
​きんもくせいの香りから最も期待できるのが、リラックス効果
甘い香りの成分であるアロマ成分には鎮静作用もあり、自律神経を整え精神状態を落ち着かせる効果があります。

また、きんもくせいを白ワインに漬けた中国のお酒として有名な桂花陳酒は、世界三大美女のひとり、楊貴妃も愛飲していたと言われ、美肌やアンチエイジング効果も期待されています。

まとめ

秋の深まりを感じる白露の時期は、朝晩の気温がぐんと下がり、少しずつ過ごしやすい季節がやってきます。

また、実りの秋を迎え、美味しい味覚を存分に楽しめる味わいの季節。
この季節には、美肌やアンチエイジング、健康にも嬉しい効果を発揮してくれる食材が豊富に揃っています。

旬の味覚を味わいながら、夏の暑さや紫外線で崩れがちだったお肌の調子や体調をしっかりと整えていきたいですね。

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