「夢をもって美容師の仕事をはじめたけれど、毎日続けていく中で将来のキャリアや自分自身の適性について考えてしまう…。」そのように、美容師から異業種への転職について考える方もいらっしゃいます。

ですが、いざ転職活動をするにあたり、まず何からはじめるべきなのか、自分自身のスキルや経験はどういった業界や職種で活かすことができるのか。実際に行動へ移す前に、考えるべきことはたくさんあります。

本記事では、「美容師から異業種へ転職」するにあたって「具体的な手段」や「美容師としての経験を活かせる業界・業種」についてご紹介させていただきます。

異業種への転職活動の第一歩。まずあなた自身を知るところから。

どんな業界や職種であっても、転職活動をする前には自己分析が必要です。

なぜ転職したいのかを自分自身の頭の中で整理しておきましょう。
美容師が異業種へ転職する理由として多い例を3つ挙げさせていただきます。

収入を増やしたい

美容師の給与体系は勤めている職場によって異なりますが、一般的には固定給+歩合制(インセンティブ)というケースが多いようです。

また、施術用の高価なハサミや練習用のウィッグは自腹というケースもあり、手取り収入が伸び悩んでいるという方も少なくありません。見習い期間中や、新人のアシスタントとして働く場合にはほぼ固定給のみしか支払われないケースもあります。

「美容が好き」な気持ちや、「夢を持って始めたことだから」と納得することはできても、思っていた以上に収入が増えないことには悩んでしまいがちです。

もしあなたが今よりももっと収入を増やしたいという想いが強ければ、異業種への転職を考える十分な動機になるでしょう。

自由な時間を増やしたい

ヘアサロンの美容師は、業務時間が長くなりがちな職業です。閉店後の片付けや、スキルアップのために閉店後遅くまでカットやパーマの練習をすることも多くあります。
また、お店に定休日以外のお休みが少なく、特に土日祝などの一般的な休日・祝日には休むことができないという職場も多いようです。

仕事を大切に思っていても、オン・オフのメリハリがある働き方を望むのであれば、異業種への転職動機になりえます。

将来のためにも自分の世界を広げたい

美容師のキャリア展開として多いのが、「起業」して自分の美容院を立ち上げたり、今いる美容院を辞めて「独立」するケースです。しかし、開業資金を貯めることや集客など、成功するまでには時間を要することもあります。

こうしたお話を聞くと、将来のキャリアアップのために美容師を続けること自体をあきらめてしまう方もいらっしゃるかもしれません。しかし、将来の失敗を恐れて異業種への転職を考えるよりも、美容師として幅を広げる選択をすることをおすすめします。

「美容師以外のスキルもあわせて身につけておく」「自分自身の選択肢を今よりもっと広げるために転職を選ぶ」と考えて前向きな転職を意識しましょう。

異業種を経験したあとに美容師としてやり直し、成功する方もいらっしゃれば、転職先で新しい自分の可能性を見つける方もいらっしゃいます。

いずれも、前向きな気持ちで可能性や選択肢を広げる目的であれば、異業種への挑戦は素晴らしい動機であるといえるでしょう。

美容師というキャリアが異業種でどのようにプラスになるか

美容師の方が異業種への転職を考える場合、自身の強みとしてアピールできる材料は大きく分けて3つあります。

・美容師の専門知識と実務経験
・トレンドに合わせたクリエイティブな発想力
・多くの人と接してきたコミュニケーションスキル

これらは美容業界にとどまることなく、様々な業界で強みとしてアピールできる要素です。
それぞれの強みに合わせたおすすめの職種とあわせて解説していきたいと思います。

美容師の専門知識と実務経験

元美容師という経験は、美容に関する専門知識を持っているということになります。
美容に関する知識は専門性が高く、転職市場からみてもとても貴重な存在です。

例えば、「美容器具や化粧品メーカーの営業職」

美容器具や化粧品は多岐にわたり、多くの商品が広く世に出ています。
お客さまによってそれぞれ異なる髪質に適した薬剤やカラーの知識、ご来店されたお客さまのご要望に寄り添いながらご提案する実務経験。いずれも豊富な知識や実りある経験として、高く評価されることでしょう。

トレンドに合わせたクリエイティブな発想力

日々変化するトレンドをキャッチしながら、お客さまのご要望に合わせて最適なスタイリングを考えスタイルをつくっていく。そんなクリエイティブな発想ができることは美容師ならではの能力です。

こうしたクリエイティブな発想力は、業界・職種を問わず広く求められていますが、中でも企画や提案に関する職種がおすすめです。

例えば、「宣伝・広報企画」や、「ITエンジニア」などがこれにあたります。

宣伝や広報は、世の中の動向やトレンドを掴みながら、商品やサービスの認知度上昇・販売促進に努めるお仕事。
流行の最先端を掴みながら働いてきた美容師であれば高い適性があると判断されるはずです。

ITエンジニアに関してもクリエイティブな感性が強く求められるお仕事ですし、パソコンに苦手意識さえなければ十分選択肢に入ります。いずれもトレンドを吸収して新しい物を生み出す力はどのような業界でも求められている能力なのです。

多くの人と接してきたコミュニケーションスキル

美容師として、ご来店されたお客さまとの会話や、店内での心地よさをご提供してきた細やかな気配りは非常に高いコミュニケーションスキルです。

マニュアルだけに頼らない柔軟な対応・姿勢や、相手を意識した心遣いは、「営業職」など人と接するお仕事はもちろん、「エンジニア」や「デザイナー」といった技術職にも求められる能力です。

相手が求めていることを適切に理解し、ご提供していくコミュニケーションスキルは間違いなく役に立ってくれるでしょう。
大きく3つ解説させていただきましたが、いずれの能力や技術も転職活動の際にあなたがアピールできるものです。
その他にも、毎日の業務を通して得たスキルや事務処理能力、経験してきたことなど様々なアピールポイントを見つけて転職活動で役立ててくださいね。

美容師から異業種へ転職する際に活用したいサービス

美容師からの異業種転職について、転職理由の整理や美容師が持つ強み、検討すべき職種をご紹介いたしましたが、一人きりで転職活動に臨むことは簡単なことではありません。
特に、労働時間が長く休日数が少ない職場も多い美容師の場合は、求人に応募して応募書類を作成する時間を確保することも困難な場合があります。
準備や対策をしないままに転職活動に踏み切ってしまうと、以下のような失敗に陥ってしまうケースもあります。

・思ったように情報が集められず、焦りから満足のいかない転職結果になってしまう。
・自己分析が足りずに自分にあった仕事がわからないまま転職してしまい、早期退職してしまう。
・美容師としての経験やスキルを上手くアピールできず、不採用が続いて転職活動に疲れてしまう。

こういった事態を防ぐためにも、転職活動を行う際にはあなたの転職をサポートしてくれる転職エージェントの活用をおすすめします。

転職エージェントは美容師としての経験や強みを理解しているだけでなく、あなたにとって最適な転職先を見定めてくれる転職活動のプロです。転職エージェントのサービスは求人の選び方だけでなく、書類選考や面接対策など様々なサポートをあなたと一緒に行ってくれる力強いパートナーです。

また、転職エージェントは基本無料で利用できるため、気軽に2社・3社と登録してあなたに合うエージェントやサービスに絞るといった使い方も可能です。一人きりで転職活動を行うよりも、成功する可能性を大きく挙げてくれることでしょう。

美容師の経験は異業種でも活かせる!

新しい髪型や、きれいになった自分の姿を見ると、多くの方が幸せな気持ちになるものです。
お客さまをそんな気持ちにさせることのできる美容師というお仕事は、多くの人に美しさ・自信を与える素晴らしいお仕事と言えるでしょう。そして、そんなお仕事を続けてきたあなただからこそ、多くの企業が採用したいと考えています。

異業種という経験のなかった分野であっても、これまで培ってきた美容師としての経験とスキルは必ずあなたの強みになります。
ぜひ自信を持って転職活動に臨んでくださいね。

「美容師免許」を活かした新しい働き方

ここまで、美容師として培ってこられたスキルやキャリア別に様々なお仕事をご紹介してきましたが、中には、「美容師資格」を次のキャリアでも活かしたい、とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今や美容師資格は「美容師を目指すための資格」ではなく、「美容のお仕事の選択肢を広げる資格」のひとつとして様々なシーンで求められています。

例えば、アイブロウやアイラッシュに携わるお仕事も、美容師資格が必要とされていることをご存じですか?
美容に関わるあらゆる事業を展開し、美容業界を牽引してきた「ピアスグループ」では、そうした「美容師資格」を活かせる新しい働き方もご用意しています。

アナスタシア ミアレ(職種:アイブロウスペシャリスト)

アナスタシア ミアレは眉専門サロン。
2004年に1号店をオープンして以来、250万人以上の女性を中心としたお客さまにご来店いただき、今では「眉といえば、アナスタシア ミアレ」と言われるブランドに成長。アイブロウトリートメントのパイオニアとして、独自に作りあげた美の理論によって、お客様一人ひとりに合った眉を提供しています。

アイブロウスペシャリストのお仕事

ワックスを使用して眉をトリートメントしていくスタイルです。 アナスタシア独自の眉理論に沿った丁寧なカウンセリングで、お客様の骨格・筋肉などのバランスを確認し、「自眉の美しさを生かした眉」を提供しています。施術は、脱毛ワックスとツィザー(専用毛抜き)を使用して処理し、自眉を最大限に生かした美しい眉に仕上げます。

お客さまからは「眉は顔そのものをつくるものだと認識しました」、「眉は印象に一番影響するのでプロにお任せしたい」といった声をいただき、多くのお客さま方にご来店いただいています。
施術後、キレイになった眉を見て感動されるお客様が多く、日々やりがいを感じられるお仕事です。

ビューズ(職種:アイブロウスタイリスト)

ビューズは眉カットや眉メイクを中心にビューティサービスを行う眉専門サロン。
お顔の印象を左右するともいわれる眉は、メイクでも一番難しいパーツ。ビューズが提案するアイブロウケアはクイックで自然な仕上がりが好評です。だからこそ、身近なサロンとして女性のみならず男性からも支持を得ています。

アイブロウスタイリストのお仕事

丁寧なカウンセリングと専門知識を持ったアイブロウスタイリストが、お客様お一人お一人の骨格に合わせてフリーハンドで施術を行っています。 また、キレイを実現するメイクから、いつもと一味違った自分を引き出すメイクまで、お客さまにぴったりのメイクのご提案も行っています。ナチュラルメイクもしっかりメイクも、眉ひとつで変わってしまう!・・・そんな驚きをお客様と一緒に味わえるのが、ビューズの「アイブロウスタイリスト」のお仕事です。

技術テストをパスした眉メイクのプロが「なりたい眉」をつくりあげ、施術後はさらにきれいになるためのメイクアップのご提案まで行っています。パーツ美容の人気が高まっている中、いま業界で注目を浴びています。

インフェイシャス(職種:アイスタイリスト)

インフェイシャスは、眉・まつげ・ネイル ― 「劇的に新しい私へ」をコンセプトに、細部にこだわって、お一人おひとりの美しさを引き出し、“メイク以上整形未満”見た目を劇的に変身させる複合型パーツビューティサロン。
アイブロウトリートメント、まつげのエクステンション、美爪を育む「ケア&カラーリング」のネイルの美容施術を行っています。

一度のご来店で複数のサービスをご利用いただけるタイムセービング型施術が可能で、それぞれのスペシャリストがお一人おひとりの個性を活かしながら、劇的な変身美を提供いたします。
ピアスグループのさまざまな製品も取り扱っており、トータルでお客さまの美容アドバイスが行えるブランドです。

アイスタイリストのお仕事

アイスタイリストは、目元スタイリングのプロフェッショナル。 眉(アイブロウトリートメント)とまつげ(エクステンション)両方の技術を習得。顔の印象を最も大きく変える「目もと」を、お一人おひとりのお顔立ちやご要望にあわせてトータルプロデュースするお仕事です。眉・まつげの施術は「美容師免許取得者」が、ネイル施術は「日本ネイリスト技能検定試験」をパスしているスタッフが担当します。

プロの技術で、お客さまの目の形やご要望に応じ、まつげを思いのままにデザインする高い技術をご提供し、さらにメイクアップをして差し上げることにより、お顔全体のリアルビューティを叶えるお仕事です。

ケサランパサラン(職種:アイラッシュデザイナー)

ケサランパサランは独自のパーツ美容とメイクアップで、化粧品だけでは実現しないお客さまの「なりたい顔」を叶える、フェイスデザインの専門店です。
創業以来、時代を先取りしたメイクアップ製品で数多くの女性から愛され続けてきました。
また、まつげエクステンション「アイラッシュデザイニング」、眉デザイン「アイブロウデザイニング」のパーツ美容を展開し、高度な技術とデザイン性で、美容感度の高い幅広い年齢層の女性たちから厚い信頼を得ています。

アイラッシュデザイナーのお仕事

カウンセリングでお客様のご要望や目の形に合ったデザインを決定・施術します。施術後の仕上がりをより際立たせるメイクアップまでご提案。女性の「目元」からお顔まで美しく演出するお仕事です。

プロの技術で、お客様の目の形やご要望に応じ、まつげを思いのままにデザインする高い技術を提供し、さらにメイクアップをして差し上げることにより、お顔全体のリアルビューティを叶えるお仕事です。

ピアスグループで美容師免許を活かしてお客さまの「キレイ」を叶えませんか?

ピアスグループで美容師免許を活かせるブランドをご紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか。
実際に美容師から転身された方も多数活躍しており、パーツ美容の施術について未経験という方も、充実した研修で基礎から技術を学べます。

いずれのお仕事も美容師のお仕事と同じく、キレイを叶えるお仕事です。
せっかく頑張って取得した「美容師資格」。
次のキャリアとして、資格を活かした働き方も考えてみると、新たなキャリアの幅がぐんと広がるのではないでしょうか。
▼美容師から転身された方にインタビューを行った記事もご覧ください。

関連する記事

関連するキーワード

著者