ピアスグループに憧れて2度の応募

──入社から現在までのご経歴を教えてください。

在学中でも就職できる美容専門学校に通っていたので、カバーマークの面接を受け、専門学校2年目の9月に入社しました。

4月入社の新卒としても選考を受けたのですが残念ながら不合格で、中途採用を再度受けて採用していただきました。

新卒採用に落ちた後も、どうしても最初は国産のブランドで美容部員をしたい、様々な美容の会社を展開しているピアスグループに入社したいという強い想いがあったのでもう一度募集があれば受けたいなと思っていたんです。
その後8月ごろに中途入社の募集が始まったので、すぐに応募しました。

説明会に参加した際、スタッフの方の対応や笑顔が素敵だったこと、説明会の話もとてもわかりやすく、会社の雰囲気の良さが感じられたこともピアスグループを志望した理由です。

外資系のブランドも受けたのですが、ピアスグループはお客さまや製品に対してとても丁寧な印象を受けましたね。

※カバーマークのお仕事についての記事はこちら↓

新しいチャレンジで成長することができた

──再入社されたと伺ったのですが、どういった経緯だったのでしょうか。

2012年9月に入社し、関西の店舗に配属され約3年半ほど勤務した後、一度退職しました。

入社した時は19歳で、夢中で社会人としての基礎や言葉遣い、立ち居振る舞いを勉強しました。
3年半働いて22歳になり、後輩もでき、仕事に慣れた頃、大学生だった友人たちが就職する時期になったんです。

友人たちと話す中で、色々な仕事があることを再認識し、自分の経験を活かして別の仕事もしてみたい、新しいことにチャレンジしたいと考えるきっかけになりました。

入社以来、異動などもなく同じ店舗に3年半いたので、違う世界を見てみたいという想いも強かったんです。

転職先は同じ美容業界で、エステと全身脱毛をしている会社でした。
カバーマークで学んだカウンセリング力を活かしたいと思い、カウンセラーのお仕事に就きました。
そこで働いて気づいたのは、いかに今までピアスグループという会社に守ってもらえていたかということでしたね。

転職して大変なこともありましたが、実技も一生懸命勉強して、カウンセラーのお仕事もできるようになりました。
ですが、お客さまへの対応内容がほぼマニュアルで決められていたんです。

私がピアスグループで学んだ、お客さまお一人おひとりのお悩みや環境に合わせて製品やお手入れ方法をご紹介していく、お客さまに寄り添った接客との違いを感じました。

お客さまの状況やお気持ちは千差万別なので、正解はないのですが、自分の知識や経験を使って精一杯ご対応させていただくことが大切だと思うんです。

私がお客さまだったら、自分に合わせて対応してくれるスタッフの方がいいなとも思います。
そういったこともあり、ピアスグループに戻りたいなと考えるようになりました。

転職先では葛藤することもありましたが、ピアスグループの良さを離れてから改めて気づくことができたという点では転職してよかったかなと思います。
別のお仕事をしたからこそ、様々な人とも出会え、お客さまの違いを知り、視野を広げられました。

一度退職したにも関わらず、再入社させていただけたことはとても感謝しています。

※退職者が再入社できるハッピーリターン制度について利用者の記事はこちら↓

後輩の意見に耳を傾けていきたい

──チーフとしてのお仕事はいかがですか?

ピアスグループに戻った際はサブチーフだったのですが、1年後に当時のチーフが産休に入られるタイミングで私がチーフに昇格となりました。

チーフになって強く感じたのは、チーフやサブチーフだからといって正しいわけじゃない、後輩からも学ぶことがあるということです。年齢や入社歴も大切ですが、それだけではないなと感じました。

これも違う世界を見て気づけたことです。
以前は私もチーフや上の方の考えを汲み取るべきと思っていたのですが、本当に大切なことはチーフが店頭にいなくてもきちんと店舗を運営できる、スタッフ同士で意見を出し合い協力して問題を解決するという自主性だと気づきました。

今はコロナ禍ということもあり、以前までのやり方が通用するとは限りません。若い子の方が現状をすごく把握していますし、上司のことをよく見ているなと感じます。
だからこそ後輩の意見に聞く耳をもつことがすごく大事ですよね。

私自身、中間くらいのポジションのときに退職して、再入社で店舗の2番手にあたるサブチーフになったので、各過程での大変さも知っているつもりです。
入社したばかりの子の大変さ、後輩をもった大変さ、中間は上と下の間にいるので板挟みの大変さ。もちろん、サブチーフ、チーフもそれぞれ大変さがあります。
一番動いてくれるのはスタッフの子たちです。チーフが偉い、一番大変とは思いません。

本当にスタッフに恵まれています!
カバーマークは良いスタッフがそろっているので、得意不得意を見極めて、良いところをどんどん伸ばしていくことを忘れないようにしています。

年齢や経歴に関係なく協力しあえる職場

──スタッフの年齢層や属性を教えてください。

サブチーフは入社歴6年の中途入社のスタッフで、他に2021年新卒、2020年の新卒のスタッフがいます。

2021年新卒の子は大卒で、2020年新卒の子は美容の専門卒なので、年齢と社歴が逆で、今年入った子の方が2歳上なんです。
年齢に関係なく先輩として伝えることは伝える、年上の後輩は言葉遣いにも配慮するなど、それぞれの立場をしっかり考えてくれているなと感じます。

また、以前のチーフが産休明けにパートとして戻ってきてくださっています。実は彼女は元々私の同期だったんです。私が退職したタイミングでチーフになって、上司部下という関係になりました。
産休明けということもあり、パート勤務で時間に限りがありますし、ご家庭との両立で多忙にも関わらず、「何か困っている事があったらすぐに出勤するよ」と、とても協力してくださり助かっています。

年齢や立場にこだわらずお客さまによりよいものをご提供するという共通認識があるからこそ、良い環境が作れていますね。

※働く環境についての記事はこちら↓

スモールステップで目標を明確に

──目標設定で気を付けていることはありますか。

それぞれに合った小さな目標を作ることです。

大きすぎる目標をみんなに伝えてしまうと、自分はそれに対して何をすればいいかわからなかったりすると思うんです。
なので、「全体ではこの目標を考えているけれども、まずあなたはこういうことを目指していくと良いよ」っていうことを伝えています。
それによって目標が明確になって「何のために、何をしないといけないか」が明確になりますよね。

個人の成長のためにも、次はこういうことにチャレンジしてみようという、小さな目標を作ったりしています。
その子に合わせたスモールステップを少しずつクリアしていける環境を作っています。

何をして目標にたどり着くかを1人でイメージするのって意外と難しいので、一緒に考えたり、こちらで考えて共有することがチーフやサブチーフの仕事だと考えています。

数値化できるものばかりではないので、成果がすぐに実感できない場合もありますが、目標があることでみんなが楽しく働いていけたら良いなと思っています。

現場に寄り添った人員配置をしていきたい

──これからの目標や、今後こうなっていきたいといった目指す姿はありますか?

もっと一人ひとりのスタッフの特徴や性格を理解することで、より良い人の采配ができるようになりたいです。

まずはチーフとしてそういったスキルをつけて、店舗の中で精一杯やっていきたいですね。
エリアマネージャーなどになったとしても、それぞれのスタッフの特徴を活かせる場所や環境を考えて配置できるようになりたいです。

将来的には現場に深く関わりながら、人事のような仕事もしてみたいと思っています。

ピアスグループは人や環境が素晴らしい会社

──内定者や新卒の方にメッセージをお願いします。

ピアスグループはブランドや職種が豊富なので、選択肢の多い会社だということが伝えたいです。

カバーマークの他の店舗のスタッフに会うと、みんな親切で人に恵まれた会社だなと常々感じています。
何か困ったことがあれば身近な先輩に相談できる環境です。

会社を一度退職した私ですが、人間関係では一度も悩んだことがありません。人間関係を理由に退職や転職を考える人ってとても多い印象なのですが、そこは一切心配いりませんよ。ぜひピアスグループで楽しく働いてほしいですね。

──ありがとうございました。

※新卒の方向けの記事はこちら↓

まとめ

今回は、ハッピーリターン制度でピアスグループに再入社され、チーフとしてご活躍中のYさんにお話を伺いました。

新たなチャレンジをしたいという前向きな気持ちから一度退職されたことで、ピアスグループの魅力に改めて気づくことができたのだと語ってくださいました。
ピアスグループでは、様々な理由で退職された方も、再び戻ってこられてご活躍されています。

新たな挑戦をしても、ブランクがあっても、ピアスグループには温かく迎えてくれる環境が整っています。

向上心のある方、美容や化粧品が好きな方、お客さまに寄り添った接客がしたい方はぜひピアスグループにチャレンジしてください。

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