化粧品業界の選考に向けて

「化粧品が好きなので、将来は美容部員になりたい」
「○○のブランドでずっと働きたいと思っていた」

美容部員を目指す学生さんにとって、美容業界や美容部員に興味を持ったきっかけ、「志望動機」はさまざまあることかと思います。

志望動機は、就職活動を進める最初の入口でありながら、何を一番にアピールすべきかなどと、なにかと迷いがちなのもの。あなた自身の魅力や想い、入社への熱意をアピールするには、「想いが伝わる志望動機」を伝えることが大切です。

本記事では、ピアスグループで美容部員として採用に至った学生さんの選考エピソードや共通点、魅力に感じた志望動機、ピアスグループが選考で大切にしていることなどについてご紹介します。

ピアスグループの選考に限らず、就活中の方にとって志望動機を考える上で役立つ内容となっています。ぜひこれからの就職活動に向けて、あなたの想いや魅力を見つめなおすヒントにしていただければ幸いです。

ピアスグループで働く美容部員

ピアスグループでは、【COVERMARK(カバーマーク)】【ACSEINE(アクセーヌ)】、複数のブランドの製品を取り揃えるセレクトショップ【POWDER PALETTE(パウダーパレット)】などの化粧品ブランドを展開しています。百貨店や美容雑誌などで目にしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

百貨店などの店頭で化粧品販売を行うスタッフのことを一般的に「美容部員」「BA」などと呼ぶことが多いですが、ピアスグループでは「アテンダントスタッフ」と名付けています。

アテンダントスタッフは、化粧品の販売やタッチアップだけではなく、「お客様に寄り添い、美しくなっていただくためのお手伝いをする。そして、お客様に心からご満足していただく。」そういった想いで店頭に立っています。

接客・サービス業のプロとして、美容の知識はもちろん、日々カウンセリング力・接客スキルなども磨いているのです。

なぜ美容部員になりたいと思ったのか?

まずは、美容部員を目指す方の志望動機の例をご紹介いたします。

新卒の選考では、化粧品が好きなど「美容業界」にしぼって志望される方、接客・サービス業がしたいなど「職種」にしぼって志望される方、大きく分けて2つの入り口が多いように感じます。過去の選考エピソードから志望動機の例をご紹介します。

化粧品が好きなど「美容業界」で選ぶ方

ピアスグループの採用面接で志望動機として最も多く挙げられるのが「化粧品・美容が好き」という回答。大半の方が化粧品・美容が好きで美容業界に興味を持たれ、化粧品販売のお仕事を志望されています。
製品を愛用していて、「どうしてもピアスグループで働きたい!」という熱意をお持ちの方も。

実際にあった志望動機の例

  • 普段から化粧品や美容が好きで、美容の仕事に携わりたいと思った
  • もともと募集ブランドの製品を使っていて、大好きな製品に携わりたいと思った
  • ハトムギ化粧水やオペラのリップティントがピアスグループの製品だと知り、親近感がわいた
  • ホームページなどを見て共感できる部分が多かった

  • このように美容業界にしぼって応募された方は化粧品や美容に対する想いが強い方が多く、大好きな化粧品に携わりたいと考えている方も多くいらっしゃる印象です。中には、「現場での経験を活かして、将来は講師をやってみたい」「いずれは企画の仕事にも挑戦したい」といった、将来の目標を見据えて応募される方もいらっしゃいます。

    接客業など「職種」で選ぶ方

    「接客が好き」「人とお話するのが好き」など、接客業を軸に様々な業界のお仕事を検討した中で、美容部員や化粧品販売の職種にたどり着いたという方も少なくありません。
    接客がしたいという理由で応募してくださった方からは、お客さまに質の高いサービスをご提供したい、特別な時間をすごしていただきたいなどという想いや、接客に対する意識の高さが伝わってきます。

    実際にあった志望動機の例

  • 人と話すことが好きで、お客さまと深く関われるお仕事がしたい
  • 接客のアルバイト経験を通してお客さまへのおもてなしや感動を与えられる仕事がしたいと思った
  • ピアスグループの接客を受けて、質の高いサービス・接客に魅力を感じた

  • ピアスグループに応募される学生さんの中には、エアライン業界(航空業界)やホテル業界、ブライダル業界を目指している方もいらっしゃいます。
    これらに共通していることが、「ワンランク上の接客」「最上級のおもてなし」など質の高い接客・サービスを提供している職種であるということです。

    その中で、化粧品業界も視野に入れ、さらにピアスグループに応募された理由のひとつに、「ピアスグループのおもてなしや接客スタイルに共感した」という声が多くあがります。

    なぜピアスグループを選んだのか?

    「大好きな化粧品に携わりたい」「接客を通してお客さまに喜んでいただきたい」など業界・職種軸で美容部員に興味を持ったという学生さんが多い印象ですが、きっかけが業界なのか職種なのか、またはそれ以外なのか、それによって合否がわかれることはありません。

    大切なのは、「化粧品を通して綺麗になっていただきたい」「最高のおもてなしをしたい」といった、お客さまに喜んでいただきたいという想い。
    「ピアスグループの理念にどのように共感したのか」「どんなスタッフを目指しているのか」といった具体的なご自身の考えをお話いただきたいと思っています。

    それでは、美容業界の中でもなぜピアスグループを選んだのかについてどのような回答が多いのか、ご紹介いたします。

    ”人”で選ばれるピアスグループ

    ピアスグループを選んだ理由として最も多く挙がるのが、「ピアスグループの“人”に魅力を感じたから」というもの。

    実際にピアスグループのブランドの店頭に足を運んだ際に、アテンダントスタッフの接客から感じられた思いやりや気遣いに魅力を感じ、応募に至ったという声も多いです。

    ピアスグループを選んだ理由の例①

    百貨店の化粧品コーナーに行く時はいつも緊張していましたが、ピアスグループのアテンダントスタッフの方お話をした時は、気さくにお話をしてくださって気づいたら自然と肌悩みまで話せていたんです。そうしたあたたかい雰囲気や親しみやすさに魅力を感じました。

    ピアスグループを選んだ理由の例②

    店頭に足を運んだ際、閉店間際にも関わらず丁寧に接客をしてくださって、最後は出口までお見送りしてくださり、今まで受けたことのないようなおもてなしに感銘を受けました。私もそのようなアテンダントスタッフになりたいと感じました。

    こういったエピソードを伺うと、アテンダントスタッフたちのお客さまに丁寧に寄り添う接客スタイルが、美容業界を志す方にとって魅力に感じ、目指すべき目標のひとつとなっていることが伝わり、採用担当としてもとても誇らしい気持ちになります。

    企業研究|新たな発見や自分の理想を知る

    ピアスグループのことをあまり知らないという方は、選考前に企業研究をしていただき、より深く知っていただきたいと思います。その手段のひとつとして、一度店頭に足を運んでいただくことをおすすめいたします。

    美容業界に限ったことではありませんが、接客業は企業やブランドによってお客さまとの接し方やお話の仕方、大切にしていることまで、それぞれ異なります。だからこそ、志望するブランドはもちろん、他の企業やブランドの店頭にも一度足を運んであらゆる接客を体感することは接客業を志す方にとってとても大切です。

    OG訪問ではなく、お客さまとしてピアスグループの接客を受けたときに、「本当にいいな」と思えるのかどうかが大切です。実際に体感することで、入社後に「思っていた接客スタイルではなかった」「こんな仕事だと思っていなかった」といったギャップもなくなると思います。

    いろんな接客を見て体感して、入社後の目標をイメージできたり、「やっぱり化粧品業界がいい」と改めて感じることもあれば、「よく見てみると違うかな」などと、自分の志望度を見つめ直すきっかけにもなります。

    とはいえ、現在は新型コロナウイルスの影響もあり、なかなか店頭訪問が難しい場合もあるかと思います。来店の有無が合否につながることはありませんので、自分なりに企業研究をしていただきたいと思います。

    「店頭に足を運べない際の志望動機の考え方」については、下記記事も参考にしてみてくださいね。

    企業研究|お客さま目線で考えられるかどうか

    ピアスグループに限らず、接客をする上で大切なことは、自分主体ではなく、相手の立場に立って考えらえるか、相手の考えていることを想像できるかどうかです。

    「こういった接客に感動したので、自分もお客さまに期待を超えるサービスをご提供して感動していただきたい」といった、お客さまの目線に立ってイメージできる方は、きっと入社後もお客さまの視点に立って接客ができるはずです。
    逆に、自分の立場でしか物事をとらえられないタイプの方には、スタッフとして店頭に立った時にお客さまの目線に立ったおもてなしは難しいと考えています。

    ぜひ一度、お客さまの視点までシミュレーションして、あなたの理想とする接客スタイルを探求してみてくださいね。

    内定のポイントは素直な想いが伝わること

    面接を進めていく中で、実際に「内定を出したい」と思う学生さんにはいくつかの共通点があります。
    ここでは実際に内定に至った方のエピソードを交えて、内定者の共通点についてご紹介していきます。

    化粧品が好きかどうか

    さまざまな志望動機を伺った上で、「化粧品が好き」という熱意が伝わってくる学生さんは内定に至ったケースが多いです。
    「化粧品が好き」かどうかは内定を出すうえで重要なポイントのひとつです。

    どんなお仕事でもそうですが、これからお仕事をする上で大変なことや辛いこともあるかと思います。ですが、「化粧品が好き」という想いがあれば、壁にぶつかった時にも「好きなものに囲まれているから頑張れる」と前向きに努力できますし、仕事を長く続けていく上でモチベーションになると考えています。

    化粧品が好きな方は、面接でも自ら化粧品にまつわるエピソードをイキイキと語ってくださいます。一方で、美容や化粧品への興味が乏しい方は、なかなか具体的なエピソードが出てこないもの。どんなに「化粧品が好き」と話してくださっていても、「“本当に”好き」かどうかはすぐに伝わるものです。

    実際に内定に至った方のエピソード例①

    選考当初から「ピアスグループの製品が好き」「大好きなピアスグループで働きたい」という強い想いを伝えてくださったAさん。面接の際に、ピアスグループのリニューアルしたばかりの製品を持参し、リニューアル前との製品の違いや、「私ならもっとこうしたい」ということをプレゼンしてくださいました。 その内容から、ピアスグループが好きという嘘のない素直な想いや、化粧品への熱意が伝わり内定に至りました。

    実際に内定に至った方のエピソード例②

    選考が終わった後に「化粧品に対する意識調査」といったレポート提出してくださったBさん。本当に化粧品が好きだからこそここまで突き詰めることができるのだと感じましたし、課題ではないにも関わらず自発的に探求する姿勢に、成長の可能性を感じ内定に至りました。 その方は、現在10年近くピアスグループで活躍するベテランアテンダントスタッフ。今でも常に新しいことにチャレンジし、新人教育にも携わるなど、最前線で活躍してくれています。

    アテンダントスタッフのお仕事は、化粧品の知識も大切ですが、それだけではありません。
    ピアスグループは、どのブランドにも強いこだわりがあり、製品のラインナップも豊富なため、入社してから覚えることもたくさんあります。もちろん、入社後に知識は身に付けていただきますが、大切なのは「興味を持って自ら学んでどんどん知識を増やしていく、自分で実践してみる」ということ。

    「化粧品が好き」という想いをお持ちの方こそ、ピアスグループで成長し続けられる方だと考えており、そうした将来性も加味して選考させていただいています。

    素直さが感じられるかどうか

    ピアスグループの採用で大切にしていることのひとつが「素直さ」を感じられること。

    実は、「化粧品についてはまだまだ勉強中」という方にも内定を出させていただいています。
    「化粧品が好き」という具体的なエピソードをお話してくださる方とは、一見真逆のように見えますが、正直にありのままを伝えてくださった「素直さ」に魅力を感じるから。

    見栄を張って、「好きです。知っています!」と自分をより良く見せようとするよりも、「知りませんでしたが、これから勉強します!」「化粧品の知識は少ないですが、最近こんなことを覚えました。」などと素直に話してくださる方の方が好感が持てますし、成長の可能性を感じて内定に至ることも多いのです。

    実際に内定に至った方のエピソード一例

    もともとアルバイトでショッピングセンターの文具売り場を希望していたものの、たまたま化粧品売り場に配属されたというCさん。当初、化粧品には興味がなかったそうですが、化粧品販売のスタッフの方たちから色々と教わるうちに、化粧品や化粧品販売への興味がどんどんわいてきたそうです。 面接では、「化粧品販売の経験は浅いけれど、今は楽しくて仕方がなくて、色々と勉強しているところです!」とイキイキとお話してくださいました。そうした、「今はまだ足りていない」という少々マイナスなことも包み隠さず正直に話してくださった「素直さ」に魅力を感じ、内定に至りました。

    選考の際、多少背伸びをしたり自分を良く見せようとすることは誰にでもあると思います。しかしながら、ピアスグループが求めているのは「うまくできる」よりも「素直」であること。

    自分を大きくみせようとしたり、キレイな言葉を並べようとするよりも、いかに自分の想いを自分の言葉で伝えられるかを重視しています。

    作文のようなキレイな志望動機を並べるのではなく、自分が本当に好きなものを見直したり、やりたいことを整理したりして、ありのままを伝える場として面接に臨んでほしいと思っています。

    ▼ピアスグループが求める「素直さ」についてはこちらの記事も参考にしてください。

    「素直な想い」をお聞かせください

    今回は、様々な視点から、“志望動機”の考え方やエピソードについてご紹介させていただきました。
    美容業界を目指す方の就職活動に少しでもお役だていただければ幸いです。

    志望する理由はその方によって様々だと思いますし、どのような理由であっても魅力あふれるものだと思っています。
    その中でピアスグループが大切にしているのは「化粧品に対する熱意」と「素直さ」が感じられること。

    あなたのありのままの想いやエピソードを、素直な気持ちでお聞かせいただける日を楽しみにお待ちしております!

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