新卒採用|選考フローのおさらい

人事インタビューシリーズでこれまでご紹介してきた新卒採用フローについておさらいしておきましょう。
まだご覧になっていないという方は、下記リンクからも過去の記事をチェックいただけます。
【人事インタビュー】過去の記事はこちら(Vol.1~Vol.6)

【2021新卒採用フロー】
▼WEBエントリー
▼WEB説明会
▼録画面接(複数用意された質問に沿ってご自身のスマホやPCで録画)・適性検査
▼最終面接(録画面接通過者のみ)
▼内定
新型コロナウイルスの影響により、以前に比べて、直接ショップなど店舗へ出向いて訪問や見学することが難しくなってきています。
こういった状況の中、どのようにして企業やブランドの情報収集をして理解を深めていけばよいか、職場の雰囲気や働くスタッフの人柄について知るにはどうすればよいか、志望動機はどのように考えたらよいかなど、迷われている方も多いのではないでしょうか?

本記事では、ピアスグループの人事採用担当者へのインタビューをもとに、店舗訪問ができない場合の企業研究や志望動機の考え方について解説します。

ピアスグループ・美容業界への就職を希望されている方はもちろん、接客・販売職への就職・転職をお考えの方にも参考にしていただければ幸いです。

企業・ブランド研究について

もともとピアスグループの取り扱いブランドや美容業界に興味があったという方は、「実際に店舗へ足を運んだことがある」という方もいらっしゃるかと思います。

一方、就職活動ではじめてピアスグループを知り興味を持ったという方の中には、「店舗に行ったことがない」「接客を受けたことがない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

業界や職種、企業やブランドへの理解を深め、職場やスタッフの雰囲気を知るという点で、応募前の店舗訪問は有益です。
ただ、現在は新型コロナウイルスの影響により、これまでのように店舗訪問するのが難しくなっています。
そういった中、どのように企業研究を行うべきか、店舗訪問の有無が選考への影響するのかどうかについてお話を伺いました。

店舗では、職場や販売員の雰囲気や仕事の流れもよくわかります

販売・接客業を目指すなら、事前に店舗訪問すべき?

Q:店頭訪問はしておくべきでしょうか?

A:例年であれば、選考の途中で実際に店舗へ足を運んでくださいとお願いしています。
働くスタッフの雰囲気や実際の業務をご自身の目で見て体験いただくことで、ブランドや接客・サービスに対する考え方、特徴など理解が深まり、実際に働くイメージもより強くなると思うからです。
面接の際、店舗訪問した時に受けた印象や感想、なぜそう感じたかという理由などを伺ったりすることもあります。

ですが、今年は新型コロナウイルスの影響もあり、店舗訪問はお願いしておりませんし、店舗訪問の有無が選考結果に影響することはありませんのでご安心ください。

私たち採用担当者が面接で重視しているのは、「当社やブランドについてどのくらい興味を持っているか、知りたいという”熱意”があるか」です。

「就職活動ではじめてピアスグループを知りました」という方も、「店舗に足を運んだことがない」という方も、そういった“興味や熱意”を自己PRのひとつにしていただき、ぜひ挑戦していただきたいと思っています!

面接では企業やブランドへの”興味や熱意”をしっかり伝えましょう!

店舗に行けない場合の企業・ブランド研究の方法は?

Q:店舗訪問以外に、会社の雰囲気やブランドについて知ることができますか?

A:ブランドや製品については、ホームページや美容雑誌など調べてご確認くださいね。
ブランドによってコンセプトなども異なりますので、社員の声や仕事のやりがい、会社の雰囲気、業務内容などについては、本記事のサイト、【Style-W(Woman&Work)】の先輩インタビューの記事をご覧いただくことをおすすめいたします。

実際に働いている中で、嬉しかったエピソードや苦労した部分など、さまざまなブランドで働く多くのスタッフ生の声が掲載されているので、説得力がありピアスグループへの理解もより深まりますよ。

また、教育制度や活躍人材、将来的なキャリアアップ等について触れている記事もありますので、あなたが想い描くキャリアビジョンと照らし合わせていただき、自己分析のヒントにして志望動機を作成していただければと思います。

志望動機を考えるうえで大切なこと

店舗訪問以外にもブランドや職場の雰囲気、社員の人柄や求める人物像などを知る機会があるとのこと。また、選考で大切なのは会社やブランドに対する”熱意”であるということでした。
では、それらを踏まえて志望動機はどのように考えていけばよいのでしょうか。

履歴書やエントリーシートでの想いが伝わる志望動機の書き方や、人事担当者が魅力に感じる志望動機の内容など、選考で主にどういった点をみているのかについても、伺いました。

熱意や魅力が伝わる志望動機とは?

魅力的な志望動機とは?

Q:どういった内容の志望動機に魅力を感じますか?

A:前回記事でもお伝えした通り、接客にまつわるエピソードは魅力を感じますね。
ピアスグループのアテンダントスタッフは、”お客様に寄り添った接客”を大切にしているため、その点に共感できるかがポイントになります。

実際に、履歴書やエントリーシートの中で、そういった部分を志望動機のひとつとして挙げている方はとても多いです。
ただ「共感しました、魅力を感じました」ではなく、具体的な理由まで伝えていただけると、より説得力が増しますし熱意も伝わってきます。

Q:新型コロナウイルスの影響で思っていた活動が十分に出来ない方も多いかと思います。うまくアピールできるか不安な学生さんにアドバイスがあればお願いします。

A:店舗訪問の有無もそうですが、「これをした」ということが重要ではなく、会社やブランドを知るために、自身なりにどのような努力をしたかが重要だと思っています。
たとえば、自宅にいる期間、ご自身なりに「化粧品に対して興味を持ってたくさん調べました」ということであれば、その中で得られたことを語っていただいたり、自己分析に力をいれたのであれば、「化粧品販売職として自分のコミュニケーション能力を活かしたい」「学生時代のリーダー経験を活かして将来は店長などマネジメントの職種を目指したい」など。
そういったご自身の努力を、自己PRとして自信を持って回答していただければ、十分に魅力が伝わってきますよ。

できる範囲が限られていても、ご自身なりに努力された経験をもとに考えた志望動機には深みがあります。また、ご自身にとってもアピールしやすくなると思います。

どんな努力をしたか、という具体的なプロセスがアピールポイントに

(番外編)製品の知識は持っておいたほうがよい?

Q:会社が取り扱っている製品は明確に把握しておいたほうが良いのでしょうか?

A:面接の流れによっては製品についてご質問させていただくケースもありますが、必ずすべてを把握しておく必要はありません。
普段からご購入・ご愛用されている想い入れのある製品があって、ブランドのファンになっている人もいます。
また、無理に「知っています」と答える必要はなく、そこまで調べ切れていないのであれば、そのことを素直に伝えていただければ大丈夫です。
製品の知識や接客マナー、カウンセリングのノウハウなどは、入社後に研修でしっかりと身に付けることができるのでご安心ください。

製品を知ることも大切ですが、それ以上に、企業の方針や雰囲気、働き方など、ご自身の理想とギャップがないか、しっかりと下調べしてご納得いただいたうえで選考に臨んでいただくことも大切です。

「会社や製品のこんなところが好きだな」「自分のこんなアルバイト経験を活かせそうだな」というお考えをまとめておくと、企業への理解が深まるだけでなく、自己分析や志望動機を考える上でのヒントにもなりますよ。

ピアスグループに限らず、どの企業の選考を受けるとしても大切なことだと思います。

製品を知ることよりも“企業”を知ることが大切

まとめ|自分なりの努力が”熱意”として伝わる

販売業・接客業などの選考に臨むにあたり「企業や仕事についてもっと知りたい」という場合、店舗訪問を行う以外にも方法はあります。

ピアスグループに関して言えば、各ブランドのサイトや本サイトの先輩インタビューの記事を読んだり、美容の専門雑誌や動画検索などで製品・美容について知識を得てくださいね。
その中で、ピアスグループの新たな魅力に気づくことができるかもしれません。

ご自身なりの努力で、感じた魅力を志望動機にしてみてください。あなたのその努力が、熱意や強みとして採用担当に伝わることでしょう。

また、多くの企業のホームページや求人サイトには、職場の雰囲気や活躍人材、求める人物像など、企業を知ることができる情報がたくさん記載されています。
店舗訪問ができないからこそ、自分なりに企業についての情報を探すことができ、考えたりすることができる”チャンス”だと捉えて、様々な角度から企業研究を進めてみてください。
そうした地道な下準備こそが、「企業のどんなところに魅力を感じたのか」「自分のスキルや強みをどんな風に活かせそうか」「どんな風に社会に貢献できるのか」などを深く考えるきっかけにもなりますよ。

あなたの今後の就職活動のサポートとして、本記事を少しでもお役立ていただければ幸いです。

自分なりの努力をしっかりしたうえで、あなたの魅力を伝えてくださいね

本サイト【Style-W(Woman&Work)】では、各ブランドの先輩にインタビューを行った記事をご覧いただけます。
ピアスグループに興味をお持ちの方は、ぜひピアスグループの雰囲気を知っていただければと思います。

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